初回の観劇直後に、再び3/13~19まで公演中止になってしまったアナスタシア。海宝さんに至っては、まさかの3公演のみで一足先に千秋楽を迎えてしまう事態に。またしてもチケットがパァになってしまった…。観られなかった分をなんとか観たい!という欲がぐわっと燃え上がり、だいぶ悩んだ末にマチソワをして参りました。
今回はオペグラはあまり使わず、なるべく舞台全体を観ることを意識した。タイタニックみたいにシンプルな舞台で想像力をかきたててくれるのも好きだけど、アナスタシアのLEDは参りました~って感じ。改めてパンフレットの舞台写真を見ても、やっぱり色づかいがきれい。
そして前回も思ったけど、装置の中だと電車が!最高!動きに合わせて景色が変わるワクワク感がたまりません。あと、舞台が始まるタイミングで雪が降り始めるのも、趣があってとても良い。
・相葉ディミトリ
なかなか初日が訪れず、気を揉んでいる様がよく伝わってきただけに、本当に再開幕してよかったね…という気持ちに。
訪れます!!!!!!
— 内海啓貴 (@utsumi_akiyoshi) 2020年3月11日
今それは、ダメよし🙅♂️
— 内海啓貴 (@utsumi_akiyoshi) 2020年3月11日
このやりとり、よくわかんないけど仲良くてほっこりした。
タイタニックのチャールズ、レミゼのアンジョルラス、TdVのアルフレートと、何気にアナスタシアカンパニーでは一番観たことが多いキャストさん。ダブルキャストならこっち選ぶな~って感じで、だいぶ好きだと思う。私の推しは焼きごて不幸俳優という謎の業を背負っているのだけど、ばっちはいつも何かに怒っているというか、不満を抱えている役どころが多いな?
ばっちディミは、海宝ディミより不機嫌だしツンデレ感が強い!序盤かなり悪い顔をしているので、アニメのディミトリ寄りかな。お顔がいいゆえにハンサム設定に真実味が増す笑 スマートそうで、でも実はあんまり余裕がないイメージ。けっこう自分のことには無頓着そう。
キラキラ王子様という感想をよく見かけたけど、ちょっと違和感があった。わりとリアリスト寄りなところが受けるタイプのキャラじゃないかと思う。はるーにゃとの組み合わせはキレイ系同士相性が良く、ビジュアルが映える。オペラ座でエスコートするところ、めちゃくちゃかっこよかった~。あと喧嘩の強さもはるーにゃと同等くらいには見えた。
歌には安定感があると思ってるんだけど、この回は "My Petersburg"のラストがちょっと苦しそうだった。次回に期待!"Everything to Win"は座ってても長い手足が目立つ…。焦燥感と安堵の行ったり来たりが伝わって、とてもよかった。
3人のディミトリの中では、意外と一番感情が出やすいというか単純そうにも見えた。皇太后に向かっての「ばあさん!」の語気が一番強めだった気がする。(自業自得とはいえ)アーニャのために必死になれるというか。
今ふと思い出して印象的だったのが、無言の演技かなぁ。駅で頷いて駆けていくシーンとか、目でお芝居するのが上手い気がした。皇太后とアーニャが話している後ろにひっそりと現れて、少し笑って立ち去るところも(あそこで登場ことに、今回気づいた)。
「俺は、君の王子様じゃないよ」の言い方が、自分に言い聞かせるみたいで一番好き!
・山本グレブ
耕史さんは『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』で華麗に2階から降りて来たのが衝撃的だった記憶がある。舞台ではこきんさんしか観たことないな。
正直、私はこの方の魅力があんまり理解しきれていない。でもすごくわかりたい…。歌い方も結構クセがあるな~と思ってる。堂珍グレブよりは落ち着いているイメージ。でも何もないところでこけて笑いを誘ってみたり、ギャグセンはおかしいと思う。出会って2回目で、しかもボリシェビキに呼び出されてギャグをかまされてもアーニャも困ると思うよ!っていうズレが、逆に何を考えてるのかわからなくて怖いのかも。
アーニャとの絡みでは、やっぱり多少年齢差を感じてしまう。だから、恋というよりは、親の果たせなかった仕事の残滓的に執着してると解釈しました。
・堀内リリー
歌唱力が高くて恰好よかった。最初はマルシアさんとの違いをすごく探してたんだけど、別に差異がわからないといけないってもんでもないしな…と途中で悟りを開いた。元劇団四季の方か、お初だな~と思っていたら、「サラリーマンNEO」で観たことある!よかばい食品に現れたコンサルタントだ!と後で気づいた。
・アンサンブルの皆さん
バレエシーンをようやく観られた!技術の良し悪しは全然分からないんだけど、めちゃめちゃ本格的ではないだろーか。特にロッドバルトの滞空時間がすごく長く感じられた。あんなにムキムキの筋肉なのに、ふわっと軽く柔らかく動くのすごい!ここの演目が舞台とアニメで変わってるのも何か意味があったはずなんだけど…。白鳥の湖ってなんの暗示なんだっけ。本物と偽物ってことかな。
アナスタシアは全体的にアンサンブルのレベルが高い気がする。そして人数が少ないから早着替えがとても大変そう。
左から、#バレエシーン でトリオやっております、#ロットバルト 役の #西岡憲吾 君#オデット 役の #渡久地真理子 さん#ジークフリード 役のワタクシ
— 大柴拓磨@変わり者のバレエ講師 (@Takk716) 2020年3月22日
開演前なので衣装ロマノフです(笑)#アナスタシア pic.twitter.com/IfhvgH5jqT
今後着目していきたいキャストさんたち!
ちょうどこの頃、舞台が再開したタイミングで公式動画がアップされて、すごく嬉しかったな。公式はこの組み合わせで音源化してくれるのかなウフフとか思ってた。ただ海宝さんはいないし、記載されてるロングPVはまだですか…? 音源化・映像化告知の時でもいいから公開してね…。PVって表記がだめなら、普通に舞台映像としてYouTubeに残しておくれ…。再演までにめっちゃ再生して貢献するからさ。
望みはかなり薄いと思うけど、なんでも言霊ってゆずるが言ってたもん!!!ね、ゆずる!!!(何もかもゆずるのせいにすな)
#アナスタシア 公演再開🎭
— ミュージカル アナスタシア 日本公演 (@AnastasiaJapan) 2020年3月20日
当初の予定より約2週間遅れで #相葉裕樹 さん #内海啓貴 さんが初日を迎えました✨
年始から稽古に励んできた二人の姿をやっと舞台で皆様にご覧いただけました。それを祝し、特別に舞台映像を少しだけお届けします‼️
なお公式ロングPVは現在制作中ですのでそれもお楽しみに❤️ pic.twitter.com/gS3UvMWf2A